見どころシーンの漫画とその解説ページです🐦⬛
兼丸が初めて花来に声を掛け二人が出会うシーン
兼丸が花来を初めて見た日はこの日ではありません。ですが、花来に話しかけたのはこの瞬間が初めてでした。そして花来は兼丸を見たのも話をしたのもこの日が初めてです。
友人からハブにされ、ひとりぼっちになってしまった花来は約二週間、毎日放課後にこの裏庭に訪れていました。それはハブにしてきたグループのメンバーと電車で出くわさない為の手段であり花来はこの時間を暇だと感じながらも裏庭で時間を潰すしかありませんでした。
そんなある日の放課後に、兼丸が躊躇いなく声を掛けます。兼丸は全く緊張していません。そして兼丸が花来に向ける言葉に嘘はなく、彼の可愛いという発言は本心からのものです。
この時兼丸は会話の楽しさでテンションが上がっています。側から見ればいつもと同じようなへらへらとした様子に見えますが、実はとても楽しいと感じているのです。
恥ずかしげもなく相手を褒めることができる(それにしては軽い感じですが)兼丸と花来の特別な一日を描いたそんな見どころ漫画となっております。
ちなみに兼丸がフルネームで名乗らないのは、花来に下の名前で呼んでほしいからです。